欧州委員会(EC)が、これまでのEUにおける行政デジタル化のトレンドに関するホワイトペーパーを公開したようですね。
結論の中で、公共分野に参入できていない技術について、その原因は公共調達に制限があること、法的規制が欠如していることにある(そのため中央政府が積極的にスタートアップとのコラボレーションを進める必要がある)と述べられていました。
- EC
- 2022/10/10(press) European GovTech radar
(press一部和訳)
コロナかに入りGovTechはますます台頭するようになったが、今後政府業務にどのように影響をもたらすかは未知の世界である。
そこで本ペーパーでは、GovTechを形成する関係者やトレンドを把握し、GovTechが作り上げるエコシステムの概要を読者に提供する。また現在GovTechが担う役割、将来的な可能性について論じる。
これによりGovTechの認知度と可視性を高め、この分野の将来の成長に貢献することを目的とする。
(目次と簡単な概要)
- 2020年までのGovTechの歩み
- GovTech スタートアップエコシステムの現在のトレンド
- 公共部門を革新する重要な原動力としての最新技術:AIやサイバーセキュリティ等各技術の公共分野における最新動向
- success driverの定義:成功事例の紹介
- ヨーロッパにおけるGovTechスタートアップの歩み
- 基準及びデータソースの特定:GovTechスタートアップの本ペーパー内での定義
- 公共分野からの観点:公共分野(モビリティ、ヘルスケア等)毎のスタートアップの参入割合
- 技術的観点:技術(AI、IoT、RPA等)毎のスタートアップの参入割合