海外デジタル政策ログ

海外のデジタル政策を気まぐれに観察するブログです。

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デンマーク政府がAIの活用に関する専用サイトを立ち上げ ほか

主に2024/6/20~9/1に目を付けた海外デジタル政策をまとめました。

 

目次

 

EU

デジタル10年の現状に関する第2回報告書を発表

 

ヨーロッパのデジタル10年の、2024年時点での進捗

 
EU AI法発効
  • 2024/7/2 European Artificial Intelligence Act comes into force
  • 内容については、専門家による解説サイトが多々あるため省略
  • 今後、AI法の規則の大部分は、2026年8月2日から適用が開始される。ただし、許容できないリスクをもたらすAIの規制は6か月後に適用され、いわゆる汎用AIモデルの規則は12か月後に適用される。

  • 完全実施までの移行期間を埋めるためAI 協定が立ち上げられ、AI 開発者に対し、法的期限に先立って AI 法の主要義務を自主的に採用するよう呼びかけられている。また、AI法の実施方法を定義・詳細化するガイドラインを策定し、基準や行動規範などの共同規制手段を促進している。

 

デンマーク

デジタル化庁がAIの活用に関する専用サイトを立ち上げ

AIの活用に関する専用サイト

 

米国

国防総省がIT推進戦略(Fulcrum)を発表

米国国防総省 IT推進戦略

 
政府がAIに関する大統領令で定められた270日間の措置をすべて完了

AI大統領令で定められた270日間の措置をすべて完了

 

政府におけるAIの責任ある利用に関する政策を公表
  • 2024/9/1 Policy for the responsible use of AI in government
  • enable、engage、evolveの3つの主要原則に基づき推進される。enableでは、AIの導入に関する説明責任を果たし、政府サービスでのAI活用を安全に進める要件を提供する。engageでは、AIの透明性を保証したうえで、国民をリスクから守ることに責任を持つ。evolveでは、技術進歩に対応する柔軟性を確保する。

政府におけるAIの責任ある利用に関する政策



中国

国家AI産業総合標準化システム構築ガイドライン(2024年版)発行

 

アフリカ連合

大陸AI戦略とアフリカデジタルコンパクトを採択

アフリカ大陸AI戦略に関する討議

 

OECD

AIの発展に伴うプライバシーのリスクに関する論文を公表
政府のSTI政策の評価に役立つフレームワークを公開

GPAI

GPAI閣僚理事会第6回会議開催
  • 2024/7/3 6th meeting of the GPAI Ministerial Council held on 3rd July 2024 at New Delhi
  • AIに関するGPAIの将来ビジョンについて合意。広島AIプロセス、欧州評議会、2023年ブレッチリー・パークAI安全サミット、2024年AIソウルサミット、そして2025年フランスAIアクションサミットを含むG20やG7などの他の国際フォーラムで立ち上げられたAIイニシアチブとの相乗効果を促進する上で、統合されたパートナーシップと国際協力が果たす重要な役割を考慮することを確認。

 

世界経済フォーラム

スマートコントラクトの台頭とサイバーおよび法的リスクを軽減する戦略に関する記事を掲載

EUがAI事務局を設置 ほか

主に2024/5/26~6/19に目を付けた海外デジタル政策をまとめました。

 

目次

 

EU

AI事務局を設置

EU AIオフィスの組織構成

 

 データ保護監察機関(EDPS)、生成AIガイドラインを公表

 

デンマーク

国内大企業向けに実施したデータ倫理の調査分析に生成AIを活用
  • 2024/6/11 Ny analyse af dataetik i store danske virksomheder er lavet med kunstig intelligens
  • デンマークの大企業は、年次報告書でデータ倫理についての報告が義務化されている。内容は、どのように、どの頻度でデータが使用されるか、またその過程で公民権や社会的価値観がきちんと考慮されているか、など。
  • 今回、2022 年と 2023 年の合計 3,673 件の年次報告書が生成AIにより精査された。その後、ランダムに100の年次報告書に対する手動でのサンプルチェックにより妥当性が検証された。

 

米国

NIST、AIの社会的リスクと影響の評価プログラムを開始

 

初の国家ロボット戦略を発表
  • 2024/5/28 New strategy to build Australia’s robotics future
  • 目的は、ロボットと自動化による製造力強化、また労働力不足の解消。ロボットを取り巻くエコシステムの拡大のため、国家の能力、人材採用、責任ある開発と使用、スキルと多様性の4つのテーマを掲げている。また、業界への支援として、国家復興基金や産業成長プログラムなども実施する。

 

OECD

人材雇用プロセスにおけるAIの活用に関する論文を発表
  • 2024/6/13 A new dawn for public employment services
  • 求職者と求人のマッチング、求職戦略立案、求人広告設計など、人材雇用のさまざまなプロセスでAIが活用されている。こうしたAIの活用に際するリスクを軽減するための考慮事項が、本論文では検討されている。
  • 考慮事項として、AIアルゴリズムの透明性と説明可能性を優先すること、ガバナンスフレームワークを確立すること、開発・導入プロセスにエンドユーザーの確認が取り入れられていること、リスク監視と評価に取り組まれていること、などが示されている。

 

公共部門におけるAIの開発から展開において検討すべき政策課題を示した論文を発表
  • 2024/6/13 Governing with Artificial Intelligence
  • 公共部門でのAIの使用に関連する利点とリスク、公共部門でのAI活用により生産性と説明責任を向上させる方法を概説。また、主要な政策上の課題の概要を示し、OECD諸国がどのように取り組んでいるかの例が示されている。

 

政策立案者向けに暗号技術の主要概念を解説した論文を公表

 

G7

共同声明で、各国のAIガバナンスの相互運用性の強化に向け認識を一致
  • 2024/6/14 G7 Apulia Leaders’ Communiqué
  • AIガバナンスの統制に向けたアプローチや政策が各国で異なる可能性を受け、確実性、透明性、説明責任を高めるための努力を強化するとのこと。
  • このほか、労働や雇用におけるAIの利活用に関する行動計画を各国が制定する必要性、国際行動規範に則りAIの開発に取り組む組織のブランド化なども今後実施していく旨などが述べられている。

英国AI安全性研究所がサンフランシスコに海外オフィスを設立 ほか

主に2024/5/1~5/25で目を付けた海外デジタル政策をまとめました。

 

目次

 

EU

欧州理事会がAI法を承認

 

英国

AI Opportunity Forumが2回めの会合を開催

 

AI安全性研究所(AISI)が、新たなAI安全性プラットフォーム「Inspect」をリリース
  • 2024/5/10 AI Safety Institute releases new AI safety evaluations platform
  • Inspectは、企業、学術機関、AI開発者から政府まで、テスト担当者が個々のモデルの特定の機能を評価し、結果に基づいてスコアを生成できるソフトウェアライブラリ。コア知識、推論能力、自律機能など、さまざまな分野でのモデル評価に使用可能。オープンソースライセンスを通じてリリースされたため、AIコミュニティが自由に使用できる。
  • Inspectの詳細はこちら。

    ukgovernmentbeis.github.io

 
欧州のスーパーコンピューティング共同事業(EuroHPC)に参画

 

AIとソフトウェアのサイバーセキュリティ強化に向けた行動規範の案を発表、意見募集

 

国立宇宙運用センター(NSpOC)を立ち上げ、宇宙分野の規制に係るロードマップ公表
 
先進AIの安全性に関する国際科学報告書を公表

 

AI安全性研究所がサンフランシスコに海外オフィスを設立
  • 2024/5/20 Government's trailblazing Institute for AI Safety to open doors in San Francisco
  • 初のAI安全性テスト結果を公開し、カナダとの新たな協力に合意したことで、拡張が発表。AIソウルサミットに先立って行われた。
  • 英国がベイエリアの豊富な技術人材を活用し、米国との関係を強化して公共の利益のためにAIの安全性を推進することを可能にする極めて重要な一歩となる。

 

AIソウルサミット開催

 

AIソウルサミットにて、AI安全性に関する国際ネットワークの立ち上げに合意

 

米国

AIのリスクから労働者を守る重要措置を発表

 

米国AI安全性研究所(AISI)の戦略的ビジョン、AI安全性機関間の国際協力計画を公表

 

OECD

「AIインシデントと関連用語の定義」公表
  • 2024/5/6 Defining AI incidents and related terms
  • AIのリスク管理・防御のためには明確な定義が不可欠であるとして、定義を提案。国際的な相互運用性を促進すると同時に、管轄区域が対処したいAIインシデントとハザードの範囲を決定できる情報の提供を目的としている。

 

「AI、データ、競争」公表

 

世界経済フォーラム

AIが世界の教育にもたらす影響に関するレポートを公開
  • 2024/4/28 Revolutionizing Classrooms: How AI Is Reshaping Global Education
  • 学習体験のパーソナライズ、管理タスクの合理化、教育カリキュラムへのAIの統合など、AIが教育分野にもたらす幅広い可能性を概説。
  • 革新的な例も挙げられている。たとえば、ユニセフでは、特に障害のある生徒にカスタマイズ可能で包括的な教育リソースを提供。ブラジルでは、AI駆動のフィードバックメカニズムを使用し、何百もの学校で社会経済的地位を問わず識字能力を大幅に向上。韓国では、生徒の多様な習熟度レベルに合わせたAI搭載のデジタル教科書を開発。など。

 

英米がAI安全性のテスト開発において連携 ほか

主に2024/4/1~4/30で目を付けた海外デジタル政策をまとめました。

個別のトピックの中身を読み込む時間が取れず、ただ収集した情報をお蔵入りにするのは勿体ない気もするので、今回はかなり簡潔なメモという感じで書いています。リンクのみ載せているトピックもありますが、また時間をつくってリライトします。

 

目次

 

英国

英・米双方のAI研究所が、AI安全性のテスト開発において連携

 

国家安全保障の戦略的意思決定を支援するAIについて概説したレポートを発表

 

デンマーク

AI使用に関する国民向けガイドを公表

 

公共デジタルサービスに関するアンケート結果を公表
  • 2024/4/30 Ny analyse understreger vigtigheden af fokus på digital inklusion
  • 15~89歳を母集団とする国民向けアンケートの結果、78%が公共デジタルサービスを信頼していることが分かりました。一方で、24%が、サービス使用時に何らかの課題を経験していました。これに対し、同国のデジタルガバメント庁では、今後もデジタルインクルージョンに重点を置いていくとしています。

 

米国

国家安全保障局が、組織がゼロトラストの成熟度を高めるためのガイダンスを公開

 

商務省が、AI大統領令にもとづき、AIの安全性・セキュリティ・信頼性の向上に向けた新たな4つの出版物草案を公表

 

重要インフラのセキュリティとレジリエンスに関する国家安全保障覚書を公表

 

中国

電子透かし技術の導入ガイド(国家標準)に対し意見募集 

 

生成AIの事前訓練・情報セキュリティ技術の最適化訓練のためのデータセキュリティ仕様書 に対し意見募集

 

OECD

規制の実験的な試行を政府に提案する政策文書を公開

 

社会的課題を踏まえたAI導入促進の政策アプローチに関する論文を公開

 

ヨーロッパ20 か国における、コロナ禍での企業ごとのデジタル化の推進要因を分析したレポートを公開
  • 2024/4/24 Digital adoption during COVID-19 Cross-country evidence from microdata
  • コロナ前もデジタル化が進められていた大企業では、コロナ禍で新しいデジタル技術を導入する割合が高かったそうです。同じく、コロナ前に既存の補完技術を有していた企業では、コロナ禍でアプリの採用割合が高かったとのことです。

 

その他

Gartnerがガバメントテクノロジーのトレンド2024を発表
  • 2024/4/16 Gartner Announces the Top Government Technology Trends for 2024
  • 5つがポイントとなるようです。
    • 適応型セキュリティモデル:サイバーセキュリティツール、技術、人材を統合し、変化する脅威の状況に適応できるモデル
    • デジタルIDエコシステム
    • 意思決定のためのAIインテリジェンス
    • デジタル プラットフォームのアジリティ
    • プログラムによるデータ管理

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国連がAIの安全性・信頼性に関する決議を採択 ほか

主に2024/3/16~3/31で目を付けた海外デジタル政策をまとめました。

 

目次

 

米国

政府のAI活用におけるガバナンス・イノベーションリスク管理を推進する政策をOMBが公表

 

中国

越境データの流通促進と規制に関する条例をサイバースペース局が公表
  • 中央网络安全和信息化委员会办公室(国家インターネット情報弁公室)
  • 2024/3/22 news 国家互联网信息办公室公布《促进和规范数据跨境流动规定》 
  • 本条例は、中国サイバーセキュリティ法とデータセキュリティ法のもと、秩序ある越境データの流通促進に向け定められました。以下は規定されている主な内容の例です:
    • 重要データの輸出安全評価に関する報告基準:重要度が高いと公表されていないデータについては、輸出にあたる申告は不要としている
    • 輸出契約が不要なデータの条件:個人情報以外のデータ、個人が当事者となる契約締結のために海外へ提供する必要のあるデータ、法に基づく労働契約のもと海外に提供する必要のある個人データ、など
    • 個人情報や重要データの輸出元が重要情報インフラ事業者である場合、そうでない場合それぞれにおける輸出行為の要件

 

国連

AIの安全性・信頼性に関する決議を採択

 

デンマーク政府が公共サービスのユーザ満足度調査結果を公開 ほか

主に2024/2/25~3/16で目を付けた海外デジタル政策をまとめました。

目次

EC

欧州議会、AI法を承認
  • European Parliament欧州議会
  • 2024/3/13 Artificial Intelligence Act: MEPs adopt landmark law
  • 本法律については他サイトで多くの専門家の方が解説されていますが、本プレスにてポイントは4点示されています。「汎用AIの保護措置」「法執行機関による生体認証システムの使用制限」「ユーザの脆弱性の悪用のために使われるソーシャルスコアリングの禁止」「ユーザがAIの使用に関し説明を受ける権利」

 

英国

量子イノベーション促進に向けた規制枠組みの構築を提案

量子イノベーションの規制枠組みに関する提言 英国

 

オープンデータ標準の採用を促進する3か年計画を公表
  • Department for Levelling Up, Housing and Communities(DLUHC;レベルアップ・ハウジング・コミュニティ局)
  • 2024/3/6 blog Driving adoption of Open Referral UK to deliver millions in annual savings for councils 
  • 現在、英国の自治体では、サービスによってデータの保有方法が異なり、住民が適切な情報にアクセスしにくいという課題があります。今回、4つの協議会が協力し、データを保持するディレクトリが相互通信できるようにデータを編成する「Open Referral データ標準」を定義しました。本標準により、リアルタイムのデータ共有が可能になり、職員の業務効率化のみならず、市民サービスの効率化も期待されます。すでに13組織が導入済み、8組織が導入中、8組織が導入検討中です。
  • 今後3年間にわたり、議会とサプライヤに、本標準の利用を促進していくということです。

英国 オープンデータ標準の採用促進に向けた計画を策定

 

2024年春予算にて、科学技術部門強化に向けたパッケージを公表

 

宇宙産業計画を公表

 ★英国に関する他の記事はこちら

 

デンマーク

デジタルインクルージョンの6原則を公開
  • Agency for Digital Government(デジタル化庁) 
  • 2024/2/28 news Nye principper skal hjælpe med inkluderende digitalisering 
  • デンマーク政府はデジタルインクルージョンの6原則を公開し、行政デジタル化と公共サービスの方向性が、すべての国民を考慮したものでなければならないと強調しました。
  • 原則を意訳すると次の通りです。
  • 1.デジタル化に関する決定は、すべての国民の権利を支援する
  • 2.市民の関わるデジタルソリューションは、市民の包括的な関与のもと開発される
  • 3.誰もが理解できるようコミュニケーションする
  • 4.市民はガイダンスに簡単にアクセスできる
  • 5.支援者を支援する
  • 6.デジタルの代替手段を利用可能にする

デンマーク政府 デジタルインクルージョンの6原則を公開

 

公共サービスのユーザ満足度調査結果を公開
  • Agency for Digital Government(デジタル化庁)
  • 2024/3/5 news Ny måling viser høj tilfredshed med blandt andet Digital Post, MitID og borger.dk
  • 国民向け5サービス、法人向け2サービスについて、政府として初めてのユーザ調査を実施しました。
    • 対象サービス:Digital Post、MitID、Borger.dk、Sundhedskort-app、Kørekort-app、Digital Post til virksomheder、MitID Erhverv
  • 調査項目は、満足度、信頼性、セキュリティ、使用感、使いやすさ、サポートの必要性などです。
  • 国民向けサービスは5つすべてにおいて「満足」が70%以上、「不満」が7%未満でした。一方で、Digital Post til virksomheder(企業向けデジタルメール)は「満足」が53%でした。

デンマーク政府 公共サービスのユーザ満足度調査結果を公表

 

米国

AI活用も踏まえた、行政職員の人事戦略を示したハンドブックを公開
  • U.S.Office of Personnel Management(OPM;米国人事管理局)
  • 2024/2/23 news RELEASE: New OPM Workforce of the Future Playbook Prioritizes a Skilled, Inclusive, and Agile and Engaged Federal Workforce
  • 本ガイドブックでは、行政のあるべき状態として「包括的」「アジャイルで積極的」「適切なスキルの備え」の3つを掲げています。そのうえで、この実現に向け取り組むべき12の優先分野を明示し、各分野についてベストプラクティスや使用可能なリソース、行動喚起などを記載しています。
    • 優先分野は次のとおり:「1.戦略的人員計画」「2.戦略的採用」「3.スキルベースの採用」「4.共同雇用証明書」「5.AI技術の統合」「6.組織の健康」「7.職員の健康」「8.データに基づく職員の意思決定」「9.キャリアパスと職員育成」「10.初期のキャリアの人材」「11.包括的な労働環境の促進」「12.包括的なアウトリーチ戦略」
  • 採用プロセスの効率やパフォーマンス向上のための生成AI活用など、行政の人事プロセスへのAI活用も概説しています。

 

NISTがサイバーセキュリティフレームワーク(CSF)のバージョン 2.0 をリリース
  •  NIST(米国国立標準技術研究所)
  • 2024/2/26 news NIST Releases Version 2.0 of Landmark Cybersecurity Framework
  • Cybersecurity Framework
  • CSFは、組織がサイバーセキュリティリスクを理解・軽減・伝達できるようにするため、2014年に初めてリリースされたものです。このたび、国家サイバーセキュリティ戦略(2023年3月策定)の実施をサポートするため、第2版が公開されました。
  • 第1版の対象が重要インフラ関係の組織(病院や発電所など)のみだったところ、第2版ではすべての組織へスコープが広げられています。また中核となるガイダンスへ新たにガバナンス要素が加えられ、組織がサイバーセキュリティ戦略を踏まえた意思決定の実施方法についても焦点が当てられています。この中では、組織のリーダー層が考慮すべきリスクとしてサイバーセキュリティも重要と強調されています。
  • さらに、より幅広いユーザに役立つリソースとするため、さまざまなタイプのユーザ別の先行事例を示したレビューやクイックスタートガイドなどの新たなリソースも併せて公開しています。

米国NIST サイバーセキュリティフレームワーク2.0をリリース

 

NISTがNFTのセキュリティに関するレポートを公開

 

OECD

well-beingの測定に関する報告書を公開
  • 2024/3/1 Measuring subjective well-being across OECD countries
  • OECDが「Well-beingの測定に関するガイドライン」発表後10年間で、国のさまざまな枠組みにWell-beingの指標が組み込まれるケースが増えてきました。そこで本報告書では、関連する学術研究や事例も踏まえ、今後OECDがwell-beingの測定方法向上に向け取り組むべき優先事項を特定します。
  • 本調査結果から、すでに一部の国では政策設計と実施のためにWell-beingの測定結果を使用していることが明らかになりました。また82%の国では、少なくとも年に一度、生活満足度に関するデータを収集しています。ただし、悦楽的幸福*に関するデータの収集と手段の標準化は進んでいません。
  • *udaimonicの直訳で、努力や苦労から培われる意義的幸福を示しているようです

 

AIの定義に関する説明覚書を公開

AI システムは、明示的または暗黙的な目的のために、受け取った入力から、物理環境または仮想環境に影響を与える可能性のある予測、コンテンツ、推奨、意思決定などの出力を生成する方法を推測するマシンベースのシステムです。AI システムが異なれば、導入後の自律性と適応性のレベルも異なります。(Google翻訳による直訳)

OECD AIの定義を改訂

 

G7

デジタル大臣会合開催、AI導入加速と半導体の供給網確保で協力 

 

【英国】AI関係機関を一望できるマップを公表 他まとめ

主に2024/2/17~2/24で目を付けた海外デジタル政策をまとめました。

 

EC

デジタル公共インフラの発展に向けた新たな取り組みを公表

 

英国

地方自治体の課題の本質的な解決を支援するハンドブックを公開

英国 地方自治体 デジタル化 課題 

 

AI関係機関を一望できるマップを公表

WAIFinder AIエコシステム

 

陸軍における「人間中心のAI」実現のための専門家チームを設置

 ★英国に関する他の記事はこちら

 

中国

全国民のデジタルリテラシーとデジタルスキル向上のための取り組みの要点を取りまとめ

中国 全国民のデジタルスキル向上の取り組みの要点

 

世界経済フォーラム

デジタルトラスト構築には個人ユーザの主体性が重要であることを示した報告書を公開
  • 2024/2/16 Digital Trust: Supporting Individual Agency
  • デジタルに対する信頼が世界規模で失われつつあることを踏まえ、WEFではデジタルトラストイニシアチブを立ち上げ、デジタルトラスト向上のための研究を進めています。
  • 本報告書では、デジタルトラストの検討が必要な筆頭テーマとしてデータマネジメントを取り上げ、どのようにすれば個人がデジタルに対する信頼を深められるのかを透明性、デジタルリテラシー、プライバシーの観点から考察しています。
  • 結論として、デジタル製品のUX改善など、上記観点の各々に「デザイン」の概念を適用する手法を提案しています。また、個人のデジタルトラストを確立・維持させるには、ユーザが自身を政府機関の利害関係者と認識し主体性を持つことが重要と述べています。
  • (補足)デジタルトラスト向上のための官民協力として、シンガポールの例が挙げられています。シンガポールでは、市民がデジタル製品を選択する際の参考としてフレームワークが提供されています。

デジタルトラスト