海外デジタル政策ログ

海外のデジタル政策を気まぐれに観察するブログです。元「丸の内OLの気まぐれGovTech日記」です。

MENU

【深圳IoTツアー】深圳への行き方(前編)




今回は深圳への行き方について書いていく。

羽田→(飛行機深夜便)→香港[入国]→(バス)→上水→[出国&中国入国]→(地下鉄)→老街

というルートを使った。羽田→深圳という飛行機直通ルートもあるが、少し費用が高いという理由で今回は使わなかった。

また香港→深圳の行き方は他にも(おすすめ順に)新幹線、フェリー、タクシーという選択肢がある。それぞれ、以下のような特徴がある。

  • 新幹線→2018年9月に開通したばかり。超早いらしい。(語彙力)
  • フェリー→香港入出国の手間が不要。
  • タクシー→道に迷わず行ける。

以下、今回電車を使った理由について。

新幹線に関してはツアー中に同行者からその存在を知った。また飛行機の香港到着が早朝だったためフェリー始発まで数時間待つのが耐えられなかったのでフェリーは使わなかった。タクシーは相乗りの可能性があるということを聞いたので少し怖いのとぼったくられるのが怖かったので使わなかった。

 

余談だが、空港で職員の方に英語で話しかけた際の答えは「%@&#*!#」。この後の深圳においても殆どの方に英語が通じなかった。大卒の方以外は都市部在住でも英語を使わないようである。次行くときは中国語をもう少し勉強してから行こうかな…

ちなみに文字案内版には中国語の下に必ず英語表記があった(空港だから当たり前といえばそれまでだが)

 

f:id:chapp116:20181101003812j:plain

文字案内版

ここからは香港空港に到着してからの道中について書いていく。

香港空港にて入国審査を受けた後、「オクトパスカード」という交通系ICカードを買った。

f:id:chapp116:20181101003503p:plain

オクトパスカード

オクトパスカードは香港では公共交通機関に乗る時は必須。運賃を現金で払うと少し高くなるらしい。ちなみにこのカードは機械で手に入れるのだが、支払い方法はクレジットカードのみで現金不可である。これは日本でいう券売機のような機械でかうのだが、何故か上手く買えなくてオタオタしていたら近くにいたおばちゃんが手を差し伸べてくれた。結局解決しなかったが、香港の方の優しさに触れた瞬間だった。

 

そして地上階のバスターミナルに降り立った。ここからバスに乗って上水駅を目指す。 

vimeo.com

バスは全て2階建だった。席の配置は日本とほぼ同じだが、各席にUSBプラグがついており充電が可能である。

そしてバスに乗った。1階の部分に荷物を置く場所があるのでそこに置いて2階席に座った。

f:id:chapp116:20181101004218j:plain

バスの2階席から見た香港の工業地帯


早朝の太陽に照らされる香港の工業地帯。 経済発展の象徴である。

ちなみに写真でもお分かりの通り、道路に塀がついているのはごく一部なので山の中で横転したら真っ逆さまである。さらに運転がかなり荒く爆速走行、まるでアトラクションに乗っているようであった。隣の同行者は酔ってしまっていた。

そんな1時間くらいの爆速プレイを経て目的の駅へ到着。電車に乗り換える。

駅構内のフード店には朝早くにも関わらず多くの人が食事をしていた。話を聞くに、香港の方は朝食を外で済ませるようである。

 

改札は先ほどと同様オクトパスカードをピッとして通過する。バーは回転式(ディズニーランドの入場ゲートのようなやつ)だった。

エスカレーターでホームに降りたときの風景がこんな感じ(上手く撮れてないですが)。

vimeo.com

f:id:chapp116:20181101004600j:plain

ホームの様子

電光掲示板は日本より綺麗だった。

f:id:chapp116:20181101005015j:plain

電車内


椅子が見切れてしまっているが、椅子にマットなどはなかった。つまり滑る。

電車内の広告を観察したところ、健康関連のサプリメントの広告が多かった。日本の目薬の広告もあった(電車内の人を写してしまう可能性があったので撮れなかった)。日本のように「英会話を勉強!転職して圧倒的成長!脱毛しろ!」という強迫感はなかった。

 

そして上水駅に到着。ここはもう深圳市である。ここで香港出国と中国入国の審査を行った。中国の入国審査は、紙を書く他に、機械で指紋を登録する必要がある。

余談だが、我々は団体で来られていた大勢にムスリムの方と鉢合わせ、おしくらまんじゅうにされて疲れてしまった。(日曜お昼+団体客に鉢合わせたためで、通常はもう少し空いていると思う)また団体客と外国人の並ぶレーンがかなり曖昧にされているなどの不親切さがあり、日本との違いを感じた。

 

というわけで約1時間かけて入国審査を完了し、外に出たときの視界がこちら。

vimeo.com

サムネの建物の上の方に深圳と書いてあるのが見える。黒塗りの高級車のようなパトカー、高層ビル、共産主義が伺えるような建物など。

f:id:chapp116:20181101010622j:plain

電光掲示

この電光掲示板、写真では分かりにくいが渋谷とか新宿によくあるものと同じで動画などが流れていた。

 

ちなみにこの時点での体感的に、日本より暑かった。深圳は春と秋がほとんどなく、4~10月が夏でそれ以外は冬なんだとか。

 次はホテルに着くまでの話をする。